サイバーエージェントの株価が上昇しており、2020年7月7日には株価が6,000円を突破し、時価総額も8,000億円を上回りました。

引用:https://altalk.ai/companies/3

サイバーエージェントが投資を続けている事業と言えばインターネットTVサービス「ABEMA」ですが、足元の事業KPIは成長しているのでしょうか。

ALTalkで掲載しているデータを中心に見ていきましょう。

ABEMAの先行指標

4月22日に発表された決算では、ABEMAのアクティブユーザー数が公開されており、コロナの巣ごもり需要を取り込み、アクティブユーザー数が20~30%ほどベースアップしているようです。

引用:2020年9月期 第2四半期決算説明会資料

ALTalkのサイバーエージェントの指標ページでも、主要KPIの一つであるアプリダウンロード数の推移を確認することができます。

引用:https://altalk.ai/companies/3

こちらは約半年間(2020年1月10日 – 2020年7月8日)のABEMAのアプリダウンロード数の推移です。

3つの大きな山が目立ち、3月後半から4月、5月後半、6月後半に大きくダウンロード数が伸びていることがわかります。

3月後半から4月にかけての成長は、決算資料で公表されていた通り、コロナの巣ごもり需要の取り込みが影響していると推測できます。

また、5月後半の伸びは、メトロックライブ11時間生放送、6月後半の伸びは乃木坂46時間TVが影響している可能性が高いです。この2つは、上半期の視聴ランキングのトップ1,2とのこと。

参考:乃木坂46、『乃木坂46時間TV』がABEMA2020年上半期リアルタイム視聴ランキング&コメントランキングで1位獲得!

マネタイズ強化の一手「PayPerView」とは?

また、ABEMAは2020年6月5日に、有料オンラインライブ「PayPerView(ペイパービュー)」を実装したと発表がありました。

PayPerViewは、ABEMAで配信される有料オンラインライブを1コンテンツごとに購入し、アーティストのライブ、イベント、スポーツ興行、ファッションショー、舞台など多彩なコンテンツを視聴できるというもの。

リアルタイムに人物と3DCG空間を合成して撮影ができる「バーチャル撮影システム」や、応援やコメントなど双方向なコミュニケーションができるなど、オンラインライブならではの体験を得ることができます。

【©AbemaTV,Inc.】

「ABEMA」が有料オンラインライブ「PayPerView」(ペイパービュー)機能をリリース

実際に、2020年6月25日に行われたサザンオールスターズの無観客配信ライブでは、ABEMAでも配信が行われたようです。

参考:サイバー、ようやく見えた「ABEMA」赤字脱却メド(2020.07.08日本経済新聞)

こちらの記事を見ると、単価3,600円のチケットが18万人に売れたとのこと。売上は単純計算で6.48億円ということになります。

オフラインで実施する場合、横浜アリーナの収容人数を2万人、単価を1万円とすると売上は2億円なので、収容人数の上限がないオンラインライブはアーティスト側の収益にもメリットにもあると言えます。

新型コロナウイルスの影響で大規模なライブの開催が困難な中、今後さらに注目を集めるでしょう。

このPayPerViewの影響もあり、AppStoreセールスランキングも上昇しています。

参考:『ABEMA』が今週に入ってさらに好調! AppStore売上ランキングで一時2位に浮上! ※Social Game Infoよりキャプチャ拝借(元データはApp Annie)

今後、更にオンラインライブが普及すれば、ABEMAはこれまでの投資で獲得したユーザー基盤を用いて、PayPerViewでマネタイズを加速させる可能性が見えてきました。

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